タイに行ったはなし その3
タイ旅行3日目のことを書きます。
1日目、2日目のことはこちらからぜひどうぞ。
korekaranohanashi.hatenadiary.com
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3日目は予定のない1日フリーの日でした。前日が早起きだったので、この日は少しゆっくり起きます。
タイでとても有名らしい、カオマンガイの店で朝ご飯を食べます。
日本人からはピンクのカオマンガイと呼ばれているようです。このピンクのカオマンガイの店の近くに、緑のカオマンガイという有名店もあり、ピンクと緑というのは看板の色から来ているそうです。ちなみに、ピンクと緑のカオマンガイの店というのは現地の方には通じない呼び方のようで、そういった海外からの観光客共通の呼び方があるというのはとてもおもしろいです。
こちらが、ピンクの店のカオマンガイです。このカオマンガイがびっくりするほど美味しかったです。この店のカオマンガイはチキンが本当にプリプリしています。カオマンガイはシンガポールでも食べて以来、2回目だと思うのですが、残念ながらシンガポールでの記憶が残っていません。一緒に付いてきたスープもシンプルな味でとても美味しかったです。よく分からず頼んだ飲み物は甘いアイスティー的なものだったのですが、これもまた美味しく、この店は非常に当たりでした。写真からも分かるかも知れませんが、タイは食事の量が少ないです。というのも、タイ人は1日5食だったり、間食を取るらしく、1食あたりの量が控えめです。私は少食なのでこれにはとても助かりました。海外に行くと、毎回完食できず申し訳ない気持ちになるので、このくらいの量がちょうどいいです。
次はタイ式マッサージに行きます。タイ式マッサージは日本でも受けたことがないので初体験です。今回の旅行でタイ式マッサージに行くつもりはなかったのですが、前日のツアーで一緒になったカップルが、ツアー後にタイ式マッサージに行く話をしていたので、なんだか自分も体験したくなり、急遽前日に予約をとりました。
カオマンガイの店からタイ式マッサージの道すがら撮った写真
タイ式マッサージ店の前の道路に鯉のぼりがありました。まさか、タイで今年初の鯉のぼりを見ることになるとは思っていませんでした。
予約したのはこちらのお店です。日本人御用達のようで、WEBサイトも日本語表記がされていました。
施術前に謎の青い飲み物をいただきました。とても丁寧にマッサージしていただき、なるほどこれがタイ式マッサージかという感想です。正直なところ、整体との違いがよく分からない感じです。施術前に、いい匂いのする水で足を洗ってもらえたのですが、これがとても気持ちよかったです。揉み返しが来そうな気がしたのですが、来ませんでした。よく考えてみれば、これまでの人生で揉み返しが来たことはありません。
体の疲れも取れたのでお昼ごはんを食べます。3日目にして、もうタイ料理はいいやという気分だったので、8番ラーメンを食べました。8番ラーメンは富山のラーメン屋らしく、存在は知っていたのですが、食べたことはありませんでした。味はいたって普通の、学食のラーメンみたいな感じですが、エスニック料理続きだったのでこの美味しさが身に沁みます。8番ラーメンは日本よりもタイのほうが店数が多いようです。
この後はお土産を買いに行きます。少し遠い場所だったのでバイタクで移動します。
欲しいお土産が売っているのが高級ホテルだったのですが、宿泊者と自分の服装が違いすぎて、なんだか恥ずかしい気分でした。
タイに行ってやりたいことが、チャオプラヤー川を走るボートに乗ることでした。ホテルのすぐそばに船乗り場があり、ちょうど船が来たので、どこ行きの船か分かりませんがとりあえず飛び乗ります。
船内はこのようになっており、切符は船内で購入します。チャオプラヤー川には様々なボートが行き交っています。
こんなボートや
こういったボート
これはおそらく中で食事も楽しめるクルーズ船かと思います。ナイトクルーズがあり、参加したかったのですが、他の方のブログを見ていると、カップル向けで一人参加は肩身が狭いようだったので、今回の参加は見送りました。
船乗り場はこのようになっており、船が到着するとせわしなく乗り降りしていきます。
私が調べた限り、この船は1回THB16という料金体系だったので、どこで降りるか特に決めずに、適当なところで降りて、折返しの船にまた乗ることにしました。予定のない一人旅はこういうことができるのが好きです。しばらく乗っていると、切符売りの女性から、どこで降りるのかと訪ねられました。なぜそんなことを聞くのかが分かりませんでしたが、しきりに写真を撮っている乗客がいつまでたっても降りないので、不審に思われたのかもしれません。どこで降りるか決めていませんでしたが、決めていないと言うと余計不審に思われる気がしたので、次で降りると答えました。
そんなこんなで、よく分からないところで降りました。
この後はライトアップされた、ワット・アルンを見たかったので、バンコク市街地に戻るつもりでした。ですので、折返しのボートを待つことにします。
野犬なのか、飼い犬なのか分からない犬たちとボートを待ちます。しかし、この折返しのボートが全然来ません。Google Mapでボートの時刻表が見れるのですが(便利)、来るはずの時間になってもボートが来ません。観光客が誰もいないボート乗り場だったので、もしかするともうボートは来ないのかと、諦めてバイタクを呼ぼうかと思いましたが、地元の人らしき人がそわそわとボートを待っていたので、しばらく待っているとようやくボートが来ました。遅いわと勝手にイライラしていましたが、結果的に、この遅れたボートに乗ったことが、後々いい結果になりました。
チャオプラヤー川ではこのように橋をいくつかくぐったりもするので、これを見るのも楽しいです。
折返しボートを待っている間に夕方になったので、ワット・アルンはボートから見ることにしました。この折返しボートから見てもよかったのですが、せっかくならと途中の停留所で降りて、別のボートに乗り換えることにしました。
乗り換えたのが、このHop on Hop offボートです。1階と2階に座席がある、観光客向けのボートです。
私が乗り換えた停留所が、このHop on Hop offボートの始発停留所だったはずなのですが、すでに乗客が乗っていました。タイのボート事情はよく分かりません。運良く、ワット・アルンが見える側のスペースを確保できました。満席だったので、立ち乗りです。
日はどんどん暮れていきます。
遠くにワット・アルンが見えてきました。
日が沈んでいくにつれ、クルーズ船のようなボートが多くなります。私が乗ったHop on Hop offボートも、停留所に止まるたびにどんどん乗客が増えていき、2階席は超満員になりました。1階席の様子は分かりませんが、おそらくもう乗れないほど満員かと思われます。
適当なボートに乗り、なぜか途中で降ろされ、適当な折返しボートに乗った結果、とてもきれいなワット・アルンを見ることができました。このワット・アルンは暁の寺とも言われているのですが、夕日に照らされるワット・アルンも格別に美しかったです。ワット・アルンは川沿いすぐにあるので、ボートに乗りながらでも、とても近くに見えます。
刻々と日が落ちていくので、ワット・アルンの見え方もどんどん変わっていきます。
日も暮れて、ライトアップされたボートも多くなりました。
ワット・アルンを見ることができて満足したので、ICONSIAMという巨大ショッピングモールがある停留所で降ります。
これがICONSIAMです。ここまでギラギラしていると、もはや悪趣味な感じがしますが、それがいいのでしょう。
ちょうど船を降りたタイミングで、名物の噴水ショーが始まりました。このショーも見たかったのでグッドタイミングです。
ICONSIAMでは、特に買うものもなかったので、店内をぐるっと回ってから晩ごはんを食べました。
名前の分からない食べ物でしたが、美味しかったです。
ICONSIAMの屋上からの景色です。ライトアップされた船が、往来していくので、ぼーっと見ているだけで楽しいです。
いきあたりばったりのボートでの観光でしたが大満足の1日でした。