水上バスに乗ったはなし
月末で失効するじゃらんのポイントがあったので、そのポイントを使って、大阪水上バス「アクアライナー」に乗船しました。アクアライナーは大阪の川でよく見かける、背の低い船です。毎日9便が運行されています。
大阪城横の船着場から出港して、ぐるっと回ってから、出港した船着場に戻るという、40分間のコースです。途中で折り返すので、左右どちらの座席からも同じ景色を見ることができます。
大阪城の北東あたり(読売テレビ横の橋を渡ってすぐ)に船着場があります。
今回乗る船が近づいてきました。カラフルな船体です。乗客は入替制になっていて、平日に乗りましたが、船内は8割ぐらいが埋まっているような感じでした。全席指定席なので、席取りのために並ぶ必要もありません。
途中で、水陸両用バスとすれ違いました。あのバスにも乗ってみたいです。
中之島のビル群が見えます。大阪というと、新世界のような、ごちゃごちゃしたイメージを持っている人も多いと思います。もちろんそれも大阪の一部ですが、私はこのような、洗練された中之島のビル群も、大阪の素晴らしい景色のひとつだと思っています。川のすぐ横に美しいビルが並んでいるというのは、素晴らしいと思うのですが、テレビではなかなか紹介されません。
船の高さが低いので、このように橋の下すれすれを通ります。普段は見れない、橋の裏側を見ることができます。
この日は雲ひとつない青空だったので、中央公会堂のレンガがより一層きれいでした。
普段から見慣れている景色でも、船からの低い目線で見ると、また違った印象を受けます。
景色は窓ガラス越しに見るので、船内が反射して写真を撮るのが難しいです。以前はオープンカーのようになる水上バスもあったようなのですが、今回乗ったルートでは廃止されてしまったようです。天気がよければ絶対に気持ちいいと思うので、復活を願っています。今回、川沿いの桜はすでに葉桜になっていましたが、少し前であれば、満開の桜が見れたかもしれません。
アクアライナーは今回乗った40分のコースのみの運航のようです。せっかくなら色々なコースを用意して、途中の船着場で下船できたりすれば、もっと楽しめるのではと思いました。乗客も安定して見込めそうですし、ビルの夜景を見れるクルーズがあれば楽しそうです。
帰り道に読売テレビの前を通ると、少年探偵団が銅像にされていました。さすが、コナンのおかげで新しいビルを建てたと言われている読売テレビです。