タイに行ったはなし その3

タイ旅行3日目のことを書きます。

1日目、2日目のことはこちらからぜひどうぞ。

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3日目は予定のない1日フリーの日でした。前日が早起きだったので、この日は少しゆっくり起きます。

 

タイでとても有名らしい、カオマンガイの店で朝ご飯を食べます。

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日本人からはピンクのカオマンガイと呼ばれているようです。このピンクのカオマンガイの店の近くに、緑のカオマンガイという有名店もあり、ピンクと緑というのは看板の色から来ているそうです。ちなみに、ピンクと緑のカオマンガイの店というのは現地の方には通じない呼び方のようで、そういった海外からの観光客共通の呼び方があるというのはとてもおもしろいです。

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こちらが、ピンクの店のカオマンガイです。このカオマンガイがびっくりするほど美味しかったです。この店のカオマンガイはチキンが本当にプリプリしています。カオマンガイシンガポールでも食べて以来、2回目だと思うのですが、残念ながらシンガポールでの記憶が残っていません。一緒に付いてきたスープもシンプルな味でとても美味しかったです。よく分からず頼んだ飲み物は甘いアイスティー的なものだったのですが、これもまた美味しく、この店は非常に当たりでした。写真からも分かるかも知れませんが、タイは食事の量が少ないです。というのも、タイ人は1日5食だったり、間食を取るらしく、1食あたりの量が控えめです。私は少食なのでこれにはとても助かりました。海外に行くと、毎回完食できず申し訳ない気持ちになるので、このくらいの量がちょうどいいです。

 

次はタイ式マッサージに行きます。タイ式マッサージは日本でも受けたことがないので初体験です。今回の旅行でタイ式マッサージに行くつもりはなかったのですが、前日のツアーで一緒になったカップルが、ツアー後にタイ式マッサージに行く話をしていたので、なんだか自分も体験したくなり、急遽前日に予約をとりました。

 

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カオマンガイの店からタイ式マッサージの道すがら撮った写真

 

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タイ式マッサージ店の前の道路に鯉のぼりがありました。まさか、タイで今年初の鯉のぼりを見ることになるとは思っていませんでした。

 

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予約したのはこちらのお店です。日本人御用達のようで、WEBサイトも日本語表記がされていました。

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施術前に謎の青い飲み物をいただきました。とても丁寧にマッサージしていただき、なるほどこれがタイ式マッサージかという感想です。正直なところ、整体との違いがよく分からない感じです。施術前に、いい匂いのする水で足を洗ってもらえたのですが、これがとても気持ちよかったです。揉み返しが来そうな気がしたのですが、来ませんでした。よく考えてみれば、これまでの人生で揉み返しが来たことはありません。

 

体の疲れも取れたのでお昼ごはんを食べます。3日目にして、もうタイ料理はいいやという気分だったので、8番ラーメンを食べました。8番ラーメンは富山のラーメン屋らしく、存在は知っていたのですが、食べたことはありませんでした。味はいたって普通の、学食のラーメンみたいな感じですが、エスニック料理続きだったのでこの美味しさが身に沁みます。8番ラーメンは日本よりもタイのほうが店数が多いようです。

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この後はお土産を買いに行きます。少し遠い場所だったのでバイタクで移動します。

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欲しいお土産が売っているのが高級ホテルだったのですが、宿泊者と自分の服装が違いすぎて、なんだか恥ずかしい気分でした。

 

タイに行ってやりたいことが、チャオプラヤー川を走るボートに乗ることでした。ホテルのすぐそばに船乗り場があり、ちょうど船が来たので、どこ行きの船か分かりませんがとりあえず飛び乗ります。

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船内はこのようになっており、切符は船内で購入します。チャオプラヤー川には様々なボートが行き交っています。

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こんなボートや

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こういったボート

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これはおそらく中で食事も楽しめるクルーズ船かと思います。ナイトクルーズがあり、参加したかったのですが、他の方のブログを見ていると、カップル向けで一人参加は肩身が狭いようだったので、今回の参加は見送りました。

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船乗り場はこのようになっており、船が到着するとせわしなく乗り降りしていきます。

 

私が調べた限り、この船は1回THB16という料金体系だったので、どこで降りるか特に決めずに、適当なところで降りて、折返しの船にまた乗ることにしました。予定のない一人旅はこういうことができるのが好きです。しばらく乗っていると、切符売りの女性から、どこで降りるのかと訪ねられました。なぜそんなことを聞くのかが分かりませんでしたが、しきりに写真を撮っている乗客がいつまでたっても降りないので、不審に思われたのかもしれません。どこで降りるか決めていませんでしたが、決めていないと言うと余計不審に思われる気がしたので、次で降りると答えました。

 

そんなこんなで、よく分からないところで降りました。

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この後はライトアップされた、ワット・アルンを見たかったので、バンコク市街地に戻るつもりでした。ですので、折返しのボートを待つことにします。

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野犬なのか、飼い犬なのか分からない犬たちとボートを待ちます。しかし、この折返しのボートが全然来ません。Google Mapでボートの時刻表が見れるのですが(便利)、来るはずの時間になってもボートが来ません。観光客が誰もいないボート乗り場だったので、もしかするともうボートは来ないのかと、諦めてバイタクを呼ぼうかと思いましたが、地元の人らしき人がそわそわとボートを待っていたので、しばらく待っているとようやくボートが来ました。遅いわと勝手にイライラしていましたが、結果的に、この遅れたボートに乗ったことが、後々いい結果になりました。

 

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チャオプラヤー川ではこのように橋をいくつかくぐったりもするので、これを見るのも楽しいです。

 

折返しボートを待っている間に夕方になったので、ワット・アルンはボートから見ることにしました。この折返しボートから見てもよかったのですが、せっかくならと途中の停留所で降りて、別のボートに乗り換えることにしました。

 

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乗り換えたのが、このHop on Hop offボートです。1階と2階に座席がある、観光客向けのボートです。

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私が乗り換えた停留所が、このHop on Hop offボートの始発停留所だったはずなのですが、すでに乗客が乗っていました。タイのボート事情はよく分かりません。運良く、ワット・アルンが見える側のスペースを確保できました。満席だったので、立ち乗りです。

 

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日はどんどん暮れていきます。

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遠くにワット・アルンが見えてきました。

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日が沈んでいくにつれ、クルーズ船のようなボートが多くなります。私が乗ったHop on Hop offボートも、停留所に止まるたびにどんどん乗客が増えていき、2階席は超満員になりました。1階席の様子は分かりませんが、おそらくもう乗れないほど満員かと思われます。

 

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適当なボートに乗り、なぜか途中で降ろされ、適当な折返しボートに乗った結果、とてもきれいなワット・アルンを見ることができました。このワット・アルンは暁の寺とも言われているのですが、夕日に照らされるワット・アルンも格別に美しかったです。ワット・アルンは川沿いすぐにあるので、ボートに乗りながらでも、とても近くに見えます。

 

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刻々と日が落ちていくので、ワット・アルンの見え方もどんどん変わっていきます。

 

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日も暮れて、ライトアップされたボートも多くなりました。

 

ワット・アルンを見ることができて満足したので、ICONSIAMという巨大ショッピングモールがある停留所で降ります。

 

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これがICONSIAMです。ここまでギラギラしていると、もはや悪趣味な感じがしますが、それがいいのでしょう。

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ちょうど船を降りたタイミングで、名物の噴水ショーが始まりました。このショーも見たかったのでグッドタイミングです。

 

ICONSIAMでは、特に買うものもなかったので、店内をぐるっと回ってから晩ごはんを食べました。

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名前の分からない食べ物でしたが、美味しかったです。

 

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ICONSIAMの屋上からの景色です。ライトアップされた船が、往来していくので、ぼーっと見ているだけで楽しいです。

 

いきあたりばったりのボートでの観光でしたが大満足の1日でした。

 

 

 

今期の朝ドラのはなし

今放送中の、2024年度前期の朝ドラ「虎に翼」が自分的に久しぶりのヒットです。

 

朝ドラをたまに見る程度から始まったのは、 2020年度前期の「エール」からでした。それまで、朝ドラには全く興味がありませんでしたが、とあるきっかけから見るようになり、1話からしっかり見始めたのは 2021年度前期の「おかえりモネ」からです。そこから、「虎に翼」まで欠かさず見続けています。

 

今まで一番好きだったのは、2021年度後期の「カムカムエヴリバディ」で、この朝ドラは主人公が3人登場し、それぞれの世代を繋いでいく物語を描くという、今までの朝ドラとは違うものだったのですが、特に深津絵里が主人公の時代のはなしが好きでした。朝ドラを見て泣いて、会社に遅刻しそうになったことも何回もありました。再放送されたら必ずもう一度見たい作品です。

 

朝ドラ100|番組|NHKアーカイブス

このサイトから、今まで放送された朝ドラが一覧で見られるのですが、かなり前に見た記憶の「エール」もこれを見ると随分最近の作品ですね。この一覧を見ていて思い出しましたが、2005年度前期の「ファイト」もたまに見ていました。当時は馬が好きで、乗馬クラブに体験にも何度か行っていて、レッスンに通いたかったのですが、お金の面から母親の許可が降りず、断念しました。そういえばそんなこともあったなと懐かしく感じます。

 

「おかえりモネ」から「虎に翼」まで、見続けるのもしんどいような、個人的には駄作と思えるものもあるのが、朝ドラのある意味おもしろいところかと思っています。

 

「虎に翼」の脚本家はアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の脚本も担当されたそうで、自分好みの作品と脚本家というのは一致性があったりするのでしょうか。私の本の読み方は、色々な作者の本を読むのではなく、好きな作者の本を深堀りして読んでいくタイプなので、これがドラマの脚本家にも当てはまるのであれば、朝ドラ以外には全く見ないドラマも、見る楽しみができるかもしれません。ただ、以前にも同じことを思い、「カムカムエヴリバディ」の脚本家のドラマを見たのですが、全然はまらず途中でリタイアしました。こればかりは本当に難しいです。

 

ちなみに、今再放送されている2001年度前期の「ちゅらさん」も見ています。ここまで昔の朝ドラになると、当時の時代背景もよく分からないので、話がめちゃくちゃに感じることもしばしばありますが、とりあえずは見続けてみようと思っています。

 

 

タイに行ったはなし その2

今回は、タイ旅行2日目のことを書きます。

書くまでに間が開いてしまったので、忘れていることもありますが、写真見ながら何とか思い出したいと思います。

1日目の記録はこちらです。

 

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2日目

この日は1日ツアーを予約していました。6時に宿泊しているホテルでピックアップしてくれるとのことで、早起きします。マイクロバスが迎えに来てくれており、私のホテルに来た時点ですでに2組の先客が乗っていました。この後、別のホテルで同じツアーの参加者をピックアップし、最終的に日本人10名、欧米人10名ほどのツアーになりました。添乗員も日本語対応の方と英語対応の方の2名体制でした。この日は平日だったので、日本人のみでバスを埋められなかったのかと思われます。

 

途中、トイレ休憩をはさみながら、2時間ほどして最初の目的地メークロン市場に到着しました。この市場は電車の線路脇に商店が並んでおり、電車が近づくとその商店が店先のものを畳み、電車が通過すると再度店を広げるのが売りの観光地です。通常はこのように線路の直ぐ側まで商品が置かれています。

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電車の時間が迫ると、観光客は線路脇の狭いスペースに避難します。

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観光客向けの市場で、売っているものはお土産類が多いですが、中には魚や肉を売っている店もあります。大変失礼な話なのですが、ここの魚や肉の匂いがかなりきついものでした。写真を見返しているとその時の匂いもフラッシュバックするのはおもしろいです。

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電車はかなりノロノロの徐行運転で市場を通過していきます。それなりのスピードで通過するものと勝手に思い込んでいたので、少し肩透かしをくらった気分ですが、自分のすぐ前を電車が通るので臨場感はあります。

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どうやらこの日は電車が30分ほど遅れたようで、ツアーは次の目的地に急いで移動します。

 

ココナッツファームというところでトイレ休憩をはさみます。余談ですが、ココナッツファームと聞くと、沖縄のパイナップルパークを思い出します。沖縄は中学校の修学旅行で行ったきりで、海の青さは覚えていないのに、あのパイナップルパークのお土産売り場の風景を覚えているのはなぜなのでしょうか。

 

2つ目の目的地、ダムヌンサドゥアック水上マーケットに到着しました。ここも観光客用の市場ですが、川の両側に商店があったり、ボートの上で食べ物や果物を売ったりしています。ボートに乗ってぐるっと回ることができるのですが、なぜか手動のボートの漕ぎ手は全員女性で、たまにいるエンジン付きボートの操縦は男性でした。

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川の幅が狭いところでは、このように隣のボートと何回もぶつかるくらいなのですが、同じボートに同乗した人は以前にもこの市場に来たことがあるそうで、その時は休日でもっと多くのボートがいたとのことでした

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川のすぐ横の家に住んでいるであろう家族。

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お昼ごはんは、トムヤムクングリーンカレーなどのオードブルです。このトムヤムクンの中にパクチーが入っていて困りましたが、料理は全体的に美味しかったです。一番好みだったのは、一番癖のないたまごの炒めもののようなもので、つくづく自分は東南アジアの料理にアジャストできていないと感じてしまいます。

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またバスでしばらく移動して、アユタヤ遺跡に到着します。タイは遺跡が有名だと思いますが、私はそういった遺跡に対する造詣が全くないので、いまいちこの世界観に入り込めません。

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建造物が崩れているところが多々あるのですが、これは戦争で崩れてしまったとのことです。

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木の根っこに侵食されている仏像の顔があったりします。ちなみにこの20年間くらいの間にも侵食は進んでいるらしく、50年後くらいには顔の半分くらいは見えなくなっていそうです。

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野犬でしょうか、犬もいました。体がかゆいのか、芝生に体を擦り付けていました。

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この後は、横になっている仏像を見たり、象乗り体験をしたりしましたが、なぜか欧米人たちは象乗りの場所でバスから降りず、別の観光地を回っているようでした。添乗員によると、欧米では象に乗ることが虐待と捉えられるようで、欧米人たちは象乗りをスキップするとのことです。こういう話を聞くのはおもしろいです。

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18時頃にバンコク中心部の地下鉄駅近くで降ろされ、解散となります。私はどうしてもこういったツアーが苦手で、初対面の人たちと決まったスケジュールで動くということがとてもしんどく感じます。今回は目的地がバンコク中心部から距離があったということで参加しましたが、次回はないかなと思います。

 

ツアーの解散場所がMBKセンターという巨大モールの近くだったので、晩ごはんはこのモールの中にあるフードコートで食べました。パッタイを食べたかったのですが、いまいちどれがパッタイなのかが分からず、探し疲れたので、適当に麺類を注文しました。少し癖が強いものでした。

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食後にスイーツも食べたのですがこれがとても美味しかったです。クレープのようなもので、チョコソースがかかったものを注文しましたが、これはまた食べたいと思えるものでした。テイクアウトして、バイタクで帰るときにタッパーの中でぐちゃぐちゃになってしまったので、きれいな写真がないのが残念です。

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前回の記事に書き忘れたのですが、初日はマンゴーともち米に練乳をかけた、タイでは有名なスイーツを買ったのですが、これは自分には合いませんでした。好きな味だろうと思っていたので、これは意外でした。

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これにて2日目の記録は終わりです。

 

タイに行ったはなし その1

なんとなく海外に行きたくなったので、タイに行ってきました。せっかくなので、何回かに分けて書きたいと思います。

 

渡航まで

どこの国に行こうか迷いました。ジェットスターで、関空シドニー便が4月に就航されたということで、シドニーに行こうかと思いましたが、この円安の状況で燃油サーチャージなどが嵩んでいるのか、航空券がそこまで安くないということもあり、今回はタイに行くことにしました。タイへは今回が初めての訪問です。

 

1日目

関空が混んでいるだろうと思い、かなり早起きして空港に到着しましたが、拍子抜けするぐらいガラガラでした。どこの空港だったかは忘れてしまったのですが、以前海外に行ったときは保安検査場までが大混雑していて、その時は優先レーンが使えたので、出発にはぎりぎり間に合ったということがありました。関空の今の状況を見ていると、せっかく大阪にある空港なのに、寂れてしまった雰囲気を感じます。海外からの旅行客がまず最初に見る日本として、残念に感じる気がします。

 

チェックインカウンターもそれほど並ぶことはありませんでした。早起きだったので、空港で朝食を食べます。制限エリア内で食べるか迷ったのですが、国際線到着エリアにあった、とんかつ和光で食べることにしました。

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保安検査場を抜けて、制限エリアに入ります。免税品コーナーは酒、タバコ、化粧品なので、どれにも興味がなくさっさとスルーします。こういうとき、自分がそれらの商品に興味があれば楽しめるのだろうなと毎回思います。関空の制限エリアは改装されたのでしょうか。こういった雰囲気ではなかった気がするのですが、きれいになっていていいですね。

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朝ごはんを選ぶ時、制限エリア内にあるラーメン屋に興味を惹かれたのですが、制限エリア内は海外価格で、ラーメンが1杯3,000円くらいの値段でした。A5ランクの和牛を使っているとのことで、ぼったくり価格ではないと思うのですが、ラーメンにA5ランクの肉はいらないだろうというのが感想です。ですが、このラーメン屋は列ができるほどには賑わっていました。

 

今回はエアアジアで航空券を予約しました。初めて乗る航空会社です。てっきり中華系の航空会社だと思っていましたが、マレーシアの会社のようです。関空から出発するLCCPeachが有名だと思うのですが、Peachバンコクに到着するのが深夜ということで、そこから市内へ移動するのが少し面倒ということもあり、エアアジアを予約しました。ちなみに、Peach以外も色々と調べましたが、エアアジアが最安値でした。

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座席指定ができないタイプの航空券でしたが、幸運にも通路側でした。しかも、中央列の通路側という、もし座席指定できる場合に、自分がいつも選ぶ席が割り当てられていました。乗客は7割くらいが外国人といったような比率です。機内食もないプランにしたので、持ち込んだパンを食べたり、本を読んだりして過ごします。

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定刻よりも1時間ほど早く、目的地のスワンナプーム国際空港に到着しました。まず驚いたのは空港の大きさと賑わいです。なんとなく京都駅を思い出すような雰囲気があります。

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この趣向を凝らしたエスカレーターも素晴らしいです。

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ちなみに、スワンナプーム国際空港の混雑具合はこちら。

対する、関空の混雑具合はこちらです。

時間が違うとはいえ、関空は悲しくなるレベルです。

 

スワンナプーム国際空港は、飲食店もとても充実しており、関空とは比べ物になりません。ちょうどお昼時に到着したので、空港で腹ごしらえしてから、市内に移動することにしました。

 

空港内にあるフードコートで昼食を食べます。タイにはこういったフードコートが各所にあり、安い値段で色々な食事を楽しむことができます。どこもシステムは同じようなもので、まずは窓口で専用カードに現金でチャージをします。各店舗でそのカードを使って食べたいものを注文し、カードに残ったお金は、窓口で返してもらえるという流れです。

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牛肉の団子が入ったヌードルを注文しました。私の今回のタイ旅行での一番の懸念は食事です。私はエスニック料理が全般的に苦手です。パクチーなんかはもってのほかで、初めてパクチーを食べたのはベトナムだったのですが、付け合せの三つ葉か何かかと思って、フォーと一緒に食べた時の衝撃は今でも忘れません。ですので、今回の旅行では注文のときにパクチー抜きと伝えます。タイでのパクチーの使い方は、料理の最後に添えるもので、煮込んだりはしないようなので、パクチーを抜けばとりあえずは食べることができます。このヌードルも若干のエスニック味は感じますが、薄味でさっぱりしていておいしかったです。

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とりあえず、ホテルにスーツケースを預けに行きます。ホテルまで電車で移動します。電車はかなり頻繁に走っているのでとても便利です。

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空港から1時間ほどでホテルに到着しました。こちらが今回宿泊するホテルです。最寄り駅から7分ほど歩く必要がありますが、ホテルがトゥクトゥクを所有しており、無料で駅まで乗せてもらえます。トゥクトゥクはぼったくられるとのことで、乗る予定はなかったのですが、このトゥクトゥクサービスのおかげで、少しではありますが、トゥクトゥクを体験できました。なぜかこのホテルは日本のテレビ番組が映りました。NHKワールドが見れるホテルはよくありますが、民放やWOWOWJ-Sportsまで映るのは驚きでした。

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スーツケースを置いて、ひと息着いたので、移動をします。こちらがホテルのトゥクトゥクです。

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駅前の通りも賑わっています。バーもたくさんあるので、外国人にも人気のようでした。タイは4月〜6月が一年で最も熱く、私が滞在していたときも連日の気温が40度でした。全く雨も振らなかったので、少し歩くだけで、汗が止まらなくなります。そういう場所で飲むビールはさぞかし美味しいのだと思います。

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目的地まではバイタクを使うことにしました。タイではGrabとBoltという配車アプリがあります。Grabは他の国で使ったことがあったのですが、Boltは今回の旅行のためにインストールしました。GrabとBoltはほとんど使い方が同じですが、何回か比較したところ、Boltの方が安かったので、ほとんどBoltばかり使っていました。一回だけGrabを使いましたが、警察の検問か何かがあるようで、道端で一旦停止したりすることがありました。また、途中でヘルメットを被るよう、ドライバーから言われ、その時に400バーツと言っていたので、違反をしたら400バーツということなんだろうと解釈しましたが、ノーヘルドライバーが沢山いるのにどうやって取り締まるのかは疑問です。このヘルメットもサイズが全く合っていないので、ヘルメットが飛ばされないか気になってしまい、逆に危ない感じがしました。言うまでもないことですが、バイタクは危険です。完全に自己責任で乗ることになります。実際、タイはかなりの頻度で交通事故が起きているようです。80キロのスピードをノーヘルで乗るということは、いつ死んでもおかしくありません。私は数年前までバイクに乗っていましたが、真夏でもプロテクターが入ったジャケットを必ず着ていました。旅行という非日常体験において、感覚が麻痺していることを忘れないようにしていました。ただ、今回の旅行では、移動のほとんどでバイタクを使っていましたが、この酷暑の中で風を切って走るということは、とても得難い体験でした。特に一人の旅行でのバイタクは相性抜群です。

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THE ONE RATCHADAというナイトマーケットにやってきました。

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このナイトマーケットは、この写真が有名なのではないでしょうか。コロナ前まではカラフルなテントだったようなのですが、コロナでの休業期間を経て、このような白色のテントに変わったそうです。

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このように、マーケット内では所狭しと店舗が並んでいます。飲食店エリアとショッピングエリアに別れています。

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かなり客引きがあり、それに疲れたので夕食を食べることにします。ガパオライスです。このガパオライスはかなりスパイシーでした。付け合せのきゅうりの漬物のようなもの含め、とてもおいしかったです。

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海鮮類も売っていました。火の入っていない食事はかなり危険とのことだっので、今回の旅行では生魚は食べませんでした。

 

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とてもきらびやかできれいです。

 

夜はさらに車やバイクの往来が増える気がします。この写真を見ても、タイが夜の街ということ表している気がします。

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次の日も早いのでホテルで休むことにしました。

とりあえず、1日目の記録はここまでです。

 

 

阪九フェリーに乗ったはなし

フェリーに乗ったはなしばかり書いていますが、船が好きなので今回も目的はフェリーに乗ることです。

 

今回は阪九フェリーに乗りました。阪急ではなく、阪九です。航路は門司港からの神戸港までです。神戸港ではなく、泉大津港に行く航路もあるのですが、今回は神戸港下山を選択しました。

 

1日目

新大阪駅から小倉駅までは新幹線で向かいます。さくらは2列ずつのシートでゆったり座れるのが素晴らしいです。福岡は市街地から空港までのアクセスもいいので、飛行機でも新幹線でもどちらでもいいと思っているのですが、さくらを予約できるのであれば、新幹線の方が快適な気がします。普通席もまるでグリーン席のような座席なので、さくらでグリーン席に座る人はかなりのお金持ちですね。

 

お昼ごろに小倉駅に到着しました。まずはお昼ご飯です。

小倉鉄なべ エキナカ

小倉鉄なべ エキナカ店 - 小倉/居酒屋 | 食べログ

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鉄なべランチ 白飯セット(1,000円)

宮崎に行った時に食べた、高鍋餃子が美味しかったので、今回も餃子にしました。鉄なべ餃子というのが小倉の名物らしく、熱々の鉄なべに餃子が乗っているので、冷めずにいただけます。もちろん美味しかったのですが、味は高鍋餃子の圧勝でした。メニューと実物の餃子のサイズがかなり違う気が…

 

とりあえずは満腹になったので移動します。門司は数ヶ月前にも来ていて、その時に観光したので今回はスルーします。次の目的地は下関にある海響館です。下関までは電車で行くこともできますが、門司港駅から船が出ているので、せっかくならと船に乗ります。

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下関まで乗る船です。上と下に座席があります。乗船時間は10分ほどです。

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上の座席に乗りました。
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船はかなり早いスピードで走ります。途中、下関と門司を結ぶ関門橋を見ることができます。かなり風を感じるスピーディーな船でした。

 

あっという間に下関に到着です。海響館は船の降り場から歩いてすぐの場所にあります。

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下関にある水族館ということで、たくさんの種類のふぐが飼育されています。

 

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海響館ではイルカとアシカが一緒におこなうショーが開催されています。 写真では見づらいですが、ショーのバックに関門橋も見えます。このショーはとてもよくできていて、素晴らしいのでおすすめです。別の種族の動物が一緒にショーをするとき、その動物たちは何を思いながらショーをするのでしょうか。

 

海響館はショー以外でも動物たちの生態を紹介するイベントをおこなっています。館内もそこまで混雑していないので見やすかったので、予定よりも長居してしまいました。

 

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下関はふぐ一色です。

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これとかはすごくいいですね。ちなみに、今回ふぐは食べていません。

 

乗船時間が迫っていたので移動をします。門司駅からフェリー乗り場までの連絡バスがあるので、それに乗ります。乗船客がかなり多いようで、1台のバスには乗り切れないほどでした。

 

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今回乗るフェリーは阪九フェリーの「せっつ」です。船内はこのようにとても綺麗です。今回、フェリー乗り場に着く頃にはかなり天気が悪くなっていたので船の外観の写真は取れませんでした。

 

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今回泊まる部屋です。窓はありませんが洗面台があるのがありがたいです。

 

今回、阪九フェリーで楽しみにしていたのは食事です。バイキング形式ではなく、ご当地メニュー含め、多くのメニューがあるようです。

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写真の右は瀬戸内焼豚玉子飯(780円)です。B級グルメの感じですごく美味しかったです。自宅に帰った後にレシピを調べて、何回も作るほどお気に入りの味でした。

 

写真の左はなんとダチョウのたたきです。値段を忘れてしまったのですが1,000円くらいだったかと思います。完全に興味本位で注文してみました。色味的に馬肉のような感じかと思いましたが、食べていると若干の獣臭を感じます。食感は普通のお肉と変わりません。もう一度食べたいかと言われると、もういらないという感じです。これ以外にもメニュー数はかなり豊富にありました。

 

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船内でライブイベントも開催されてしました。

 

阪九フェリーは大浴場が素晴らしかったです。なんと露天風呂があるので、船の上で揺られて、海を眺めながらお風呂に入ることができます。

 

天気が悪く、デッキにも出ららなかったので、部屋でゆっくり休むことにしました。

 

2日目

予定通り、7時ごろに神戸港に入港しました。先日乗った宮崎カーフェリーポートアイランドに入港ですが、今回の阪九フェリー六甲アイランドに入港します。神戸市街地へのアクセスはポートアイランドの方が便利です。今回も朝マックを食べてから帰宅しました。

 

お疲れ様でした。

 

総括

今回乗った阪九フェリー「せっつ」は新しい船のようで、船内施設はどれも綺麗で素晴らしい乗船体験でした。レストランがバイキングではなかったところも、個人的にはとても気に入りました。船内で食べた、焼豚玉子飯は自宅に帰ってからも頻繁に作るくらい、好きな味でした。また、下関の海響館は当初思っていたよりも素晴らしく、ショーやイベントなど、趣向を凝らしたものがたくさんありとても楽しめました。自分に一番身近な水族館は海遊館なのですが、海遊館にはショーがないので、ショーは見慣れておらず、新鮮な気持ちで見ることができました。

 

 

 

 

水上バスに乗ったはなし

月末で失効するじゃらんのポイントがあったので、そのポイントを使って、大阪水上バスアクアライナー」に乗船しました。アクアライナーは大阪の川でよく見かける、背の低い船です。毎日9便が運行されています。

 

大阪城横の船着場から出港して、ぐるっと回ってから、出港した船着場に戻るという、40分間のコースです。途中で折り返すので、左右どちらの座席からも同じ景色を見ることができます。

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大阪城の北東あたり(読売テレビ横の橋を渡ってすぐ)に船着場があります。

 

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今回乗る船が近づいてきました。カラフルな船体です。乗客は入替制になっていて、平日に乗りましたが、船内は8割ぐらいが埋まっているような感じでした。全席指定席なので、席取りのために並ぶ必要もありません。

 

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遠目ですが、大阪城天守閣が見えます。


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途中で、水陸両用バスとすれ違いました。あのバスにも乗ってみたいです。


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中之島のビル群が見えます。大阪というと、新世界のような、ごちゃごちゃしたイメージを持っている人も多いと思います。もちろんそれも大阪の一部ですが、私はこのような、洗練された中之島のビル群も、大阪の素晴らしい景色のひとつだと思っています。川のすぐ横に美しいビルが並んでいるというのは、素晴らしいと思うのですが、テレビではなかなか紹介されません。


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船の高さが低いので、このように橋の下すれすれを通ります。普段は見れない、橋の裏側を見ることができます。


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この日は雲ひとつない青空だったので、中央公会堂のレンガがより一層きれいでした。

 

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普段から見慣れている景色でも、船からの低い目線で見ると、また違った印象を受けます。

 

景色は窓ガラス越しに見るので、船内が反射して写真を撮るのが難しいです。以前はオープンカーのようになる水上バスもあったようなのですが、今回乗ったルートでは廃止されてしまったようです。天気がよければ絶対に気持ちいいと思うので、復活を願っています。今回、川沿いの桜はすでに葉桜になっていましたが、少し前であれば、満開の桜が見れたかもしれません。

 

アクアライナーは今回乗った40分のコースのみの運航のようです。せっかくなら色々なコースを用意して、途中の船着場で下船できたりすれば、もっと楽しめるのではと思いました。乗客も安定して見込めそうですし、ビルの夜景を見れるクルーズがあれば楽しそうです。

 

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帰り道に読売テレビの前を通ると、少年探偵団が銅像にされていました。さすが、コナンのおかげで新しいビルを建てたと言われている読売テレビです。

 

宮崎カーフェリーに乗ったはなし

宮崎カーフェリーに乗るために宮崎に行ってきました。フェリーありきの旅行ですが、宮崎に行くのは子どもの頃に行ったシーガイヤ以来だと思います。

 

1日目

宮崎までは飛行機で向かいます。

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プロペラ機でした。搭乗口から飛行機までバス移動というのも久々な気がします。

 

宮崎空港から宮崎駅は電車で10分くらいのとても便利なところにありました。ただ、電車が30分間隔なので飛行機を降りてから空港を見て回る暇なく駅に移動します。

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駅から見える風景ですが、ヤシの木がたくさんあって宮崎っぽいです。

 

宮崎駅でレンタカーを借ります。車はNOTE E-powerでした。この車、以前にも乗ったことあるのですが運転しづらすぎます。アクセルを緩めるとブレーキが勝手にかかる仕様がものすごく違和感で運転していて疲れました。レンタカーのような場所で貸し出すべき車ではないと思います。古い型式なのか、Car Playも付いてない車で残念でした。

 

文句たらたらですがとりあえずお昼ご飯のお店に向かいます。宮崎駅から1時間半くらい運転して、11時過ぎに到着しました。

おぐら 旭ヶ丘店 - 旭ケ丘/ファミレス | 食べログ

宮崎と言ったらチキン南蛮だろうということで、有名らしいお店に来ました。

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チキン南蛮定食(1,298円)

チキンはしっとり味が染み込んでいてご飯にとてもよく合います。平日に行ったのですが退店する時にはかなり待ちのお客さんがいました。

 

次の目的地は高千穂峡です。道中は峠道のようなところもありました。

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このようにボートに乗ることもできます。この日はあいにく曇りだったのですが、それでも水が不思議な青色をしていました。晴れだったらもっと綺麗な色だと思われます。意外だったのがここにもアジア系の観光客がたくさんいて、むしろ日本人よりも多いかもしれません。路線バスもあるようですが、圧倒的に車でのアクセスが便利な場所にあって海外の方はどうやって来てるのでしょうか。レンタカーで来ているのであれば韓国人の方が多いのでしょうか。

 

1時間ほど観光して移動します。天安河原鵜戸神宮にも行きたかったのですが、高千穂峡宮崎駅から遠かったので時間がありませんでした。

 

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途中、道の駅で高鍋餃子を食べました。高鍋餃子は初めて食べます。餃子はどこで食べても同じだと思っていたのですが、皮はぶ厚くカリッとしていて、中の餡は肉汁が溢れてジューシーでとても美味しかったので、いい意味で裏切られました。

 

車の返却時間も迫っていたので宮崎駅に急ぎます。宮崎駅にはお土産屋さんも沢山あって想像よりも栄えていました。宮崎駅から宮崎港まではバスで移動します。10分ほどで宮崎港に到着です。宮崎は宮崎空港宮崎駅、宮崎港がアクセス抜群の距離にあってとても便利です。

 

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今回乗るのは宮崎カーフェリーの「フェリーたかちほ」です。この船で神戸に向かいます。乗船手続きもスムーズで待つことはありませんでした。

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2022年造船の船ということで船内もとてもきれいです。なんと乗船口にエスカレーターまで完備されています。今まで乗ってきたフェリーと比べると、観光客よりもドライバーの方が多い印象でした。ドライバーの方々からすると、仕事で乗っているのに最近は観光客も増えてきて迷惑だろうなと思ってしまいます。

 

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部屋はシングルルームです。このシングルルームがかなり狭いです。窓もないのでさながら独房の気分です。部屋に個別の空調がなく、乗船してからしばらくは部屋がものすごく暑かったです。スタローンとシュワルツネッガー主演の「大脱出」で、熱々の懲罰房に入れられるシーンがありましたが、それを思い出しました。そういえば大脱出も船の上の監獄でした。しばらくすると室温は普通の温度に戻っていました。

 

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予定通り19:10に宮崎港を出港です。出港時は天気がよかったのですが、翌日はかなり風が強い予報でした。神戸までは瀬戸内海ではなく、太平洋を走るのでかなり揺れることも覚悟していましたが、揺れはほとんど感じませんでした。

 

夕食は船内にバイキングもありますが、少食なのでコンビニで買ったご飯を部屋で食べます。神戸入港は翌日7時半なので大浴場に入ったりして過ごします。やっぱりこれくらい時間がある方がゆったり過ごせるのでいいですね。

 

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船の中の灯りがレトロでかわいかったです。こだわりを感じます。

 

2日目

5時頃に目が覚めたので朝から大浴場で贅沢に朝風呂に入りました。朝ごはんは下船後に食べる予定でしたのでかなり時間に余裕がありました。

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気づけば神戸港に到着していました。

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神戸に来るのはかなり久々です。最後に来たのがいつだったのかも思い出せません。遅延することなく到着して安心しました。下山したターミナルから小豆島行きのフェリーもあるようですが、その日は強風で欠航になっていました。

 

三宮駅近くのマクドナルドで朝マックを食べてから帰宅しました。普段神戸に行かない人間からすると、三ノ宮や三宮の違いがさっぱり分かりません。

 

お疲れ様でした。

 

総括

これで今まで、オーシャン東九フェリー名門大洋フェリーフェリーさんふらわあ、オレンジフェリー、宮崎カーフェリーに乗ったことになります。次に乗るフェリーもすでに予約しているのでまだまだ楽しみです。

時間をかける旅はそれはそれはいいものです。